METライブビューイング2023-24 プッチーニ《つばめ》
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アメリカ
05月31日 台灣上映
男女残酷物語 サソリ決戦
プロット
イタリア
06月07日 台灣上映
バカ共相手のボランティアさ
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日本
03月22日 台灣上映
続・夕陽のガンマン 地獄の決斗
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イタリア・スペイン・西ドイツ合作
03月22日 台灣上映
あの夏のルカ
プロット
アメリカ
03月29日 台灣上映
エリック・クラプトン ライヴ・イン・サンディエゴ 伝説の一夜
プロット
イギリス
03月29日 台灣上映
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クイルズ評論(3)
とにかく生々しく、息を潜めながらでも一気に見てしまう中世史実のリアルな世界観です。サド伯爵の死の直前までの執筆に対する凄まじい執念と、対抗する妖しい魅力の神父、彼を擁護する小間使いそれぞれの心理描写が観る者を引き付けます。
サド伯爵のジェリー・ラッシュ、神父のホアキン・フェニックス、小間使い役、ケイト・ウィンスレット、更には悪徳博士、マイケル・ケインと…もうそれはそれは演技達者な実力俳優人が役を演じきっているというのでしょうか、すごい迫力!
題材が「サディズム」の語源となったサド伯爵の晩年ですから、決して万人向けではないですが、興味あれば面白く観る事が出来ると思います。濃い内容です。
侯爵は その内容とともに「悪徳の栄え」ることを、繰り返し提唱していたので 怒りを買ったのだろう
(その前は 数々の暴行事件で、収監された)
当時の病院の劣悪な環境は よく判る
サディスティックな拷問(治療)を 受けるサド侯爵(笑)
ただ、彼の物語によって欲望を暴走させる者もいる事実…
醜悪さも含めて、彼の「物語」は 我々の思想に一石を投じたことは確かだ
製作者側は「表現の自由」に触れたいのだろうし、俳優陣が 全身を晒して頑張っているが、いまいち 入り込めないのは、何故だろう
我々が計り知れない程、マルキ・ド・サドの闇が、深いからかも…
彼にとって、書くことは呼吸と同じ、つまり生きること。
止めるわけにはいかないのだ。
次は、何を使ってどこに書き、外の世界にどう発信するのか、わくわくしながら観た。