それでも私は生きていく
プロット
フランス・イギリス・ドイツ合作
05月05日 2023 台灣上映
猫は、なんでも知っている
プロット
ニュージーランド
06月19日 2004 台灣上映
誰も守ってくれない
プロット
日本
01月24日 2009 台灣上映
女はそれを待っている
プロット
スウェーデン
09月03日 1960 台灣上映
そして誰もいなくなった(1975)
プロット
イギリス
01月01日 1900 台灣上映
そして誰もいなくなった(1945)
プロット
アメリカ
01月01日 1900 台灣上映
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それでもボクはやってない評論(20)
それで急に叫んだりするもんだから本当やめてほしいよ、視聴者を難聴にしたいの?
この映画は西武新宿線痴漢冤罪事件を再現した映画です。
実際に起こった出来事で、逮捕されてから2年後に無罪が下されました。
日本の警察の取り調べ、司法の適当さをよく表現しています。
映画的な面白さがあるかと言えば全然おもしろくないです。
冤罪に関しての教育ビデオとして見ていました。
演技はかなり自然でした、見ていて冷めるような事は無かったです。
みていて心の底からイライラして裁判官と警察をぶっ○したくなるのは良い映画の証拠ではないでしょうか。メンツを気にする警察共、無罪を主張する主人公の焦燥感、もどかしさに喘ぐ弁護士や取り巻き等など、現実感を相当重視していたんだろうなと思います。
私は男です、この映画の題材は他人事ではなく私もこのような事になるリスクがあります。
勿論、痴漢は断じて許される行為ではなく犯人を特定した際、女性は私人逮捕を実行するべきだと思います。
その事件が嘘か真が立証するのは検察です。
これを書いている2019年も検察は腐っていて母子を殺害した飯塚幸三は逮捕もされず事故や万引きをした警察官は注意で終わっています。今年の出来事ではありませんが取り調べの恫喝もありました。
この映画は日本の腐った警察へのプロパガンダとして語り継ぐべき必要のある映画です。
警察官、裁判官、弁護士、検察官、実際そういうもんなんだろうなぁと思います。数をこなさないといけない、大量の案件を捌かないといけない、無罪にするのは国家に背くこと、その言い分も分からないでもないが、裁判は本当に正しいものなのだろうかと思います。
「疑わしきは被告人の利益に」という言葉は全員の裁判官が知っているのに果たしてそれを実行できている裁判官は何割いるのだろうか?
検察が有罪確信をして起訴した事件で無罪を主張しているのに明らかに検察側に傾いた思考をしている。これが本当に公平な裁判なのでしょうか?
99.9%有罪の裁判なのだから無罪を主張せずさっさと認めたほうがいいと考えてしまう弁護士も、本来の役割を果たせているのでしょうか?
正しく公平に裁かれるべき裁判で、あってはならない「一般的な道筋 」が既に出来上がっているのは本当におかしな話だと思います。
被害者の身内であれば犯人が憎くてしょうがないと思いますが、無罪の被疑者側からすると、裁判官も警察官も、勝手に犯人だと勘違いした女子高生すらも憎く感じました。自分が冤罪に巻き込まれたら本当に狂ってしまいそうだと思います。現在の刑事司法のあり方を恨むでしょう。
最後のセリフ。
【⠀裁判は真実を明らかにする場所ではない。裁判は被告人が有罪であるか、無罪であるかを集められた証拠で取り敢えず判断する場所に過ぎないのだ。】
に全てが集約されています。
私は女ですが、もし主人公のような立場になったとしたらやっていなくても示談で済ませてしまうな、と思いました。あんなの闘えないです。
やってもいないのにあんなに酷い取り調べを受けて、お金を払った方がマシではないでしょうかね…
本当に見ていて苦しかったです。
警察や裁判官にはもちろんイライラしましたが、被害者の女子高生にも私はとてもイライラしました。
覚えていない、わからない、そんな曖昧な記憶が通用し結局有罪だなんて…
無罪かもしれぬ被告に示談をすすめる弁護士。不利な証拠は隠しまくる警察と検察。無罪判決を出せば出世に響くという裁判官の真実。
周防正行映画お馴染みの面々が織りなす社会派ドラマ。今回はコメディではないので竹中ちゃんは控えめ(笑)秀逸は親切を装いながらも余談と偏見に満ちた恐怖の裁判官を演じる小日向文世。
これが日本の裁判の現実。裁判官制度が取り入れられた今も、民意を平気で覆すなどひどさは変わりませんね。
下手な恐怖映画よりも余程恐ろしい、これが現実の話なのです。明日は私が、貴方がこうなるかもしれません。
だから結論どうこうより、課程が大事な作品。
被告側の無実の証明の大変さ、
それに加担する弁護士の大変さ、
被告に無実を告げる裁判官の大変さ、
痴漢事件を処理する警察の大変さ。
みんな大変で言い分はあるけど、
寄せ集めるとこうなっちゃう、という問題提起。
説明台詞は多いが、
専門的な知識とか説明無いと分からない場面も多く、
司法制度の啓発ビデオを見てる気分だった。
でも役者は良い仕事してます。
加瀬の普通っぽさ、山本の友情に厚い感じ、
役所の頼れる感じ、小日向のむかつき具合。
さすが周防監督。
でもちょっと長い。