第2次世界大戦末期のフランス領インドシナを舞台に、傷ついた若きフランス人兵士を通して戦場の生々しい現実を描いた戦争ドラマ。1945年3月。フランス領インドシナに進駐していた日本軍がクーデターを起こし、それまで協力関係にあったフランス軍に一斉攻撃を仕掛けた。駐屯地での殺戮を生き延びた青年兵士ロベールは、兄を殺害したベトナム解放軍の将校ヴォー・ビン・イェンへの復讐を誓い部隊に復帰する。ジャングルでのゲリラとの戦いが苛烈を極める中、ロベールはベトナム人の娼婦マイに惹かれるが、復讐に取り憑かれた彼はもはや後戻りできない。やがて理性を失ったロベールは、さらなるジャングルの奥地へと突き進んでいく。「ハンニバル・ライジング」のギャスパー・ウリエルが主演を務め、名優ジェラール・ドパルデューが共演。「フランス映画祭2018」では「世界の果て」のタイトルで上映。
この世の果て、数多の終焉評論(4)
戦争映画としてはそれなりに見応えはあるが…この手の復讐に囚われ鬼と化していくような作品は過去にいくつもあるがそういった作品と比べてそこまで目新しさや新鮮味はなかった為退屈に感じてしまった。
一人の兵士の体験型ムービーとしてみても悪くはない為戦争ものが好きな人には見て損はないだろう。
フランス作品特有のエロのシーンはこの作品では中々ハッキリと映し出される為少しビックリした。
他にも死体などもリアリティがありグロテスクであって少し驚いたか。
戦争映画特有の胸糞悪いシーンも多々あるため精神面で健康である状態は必要だ。
個人的にこれは大事だと思うのだが、ぼかしをかけるかけないの取捨の基準が良くわからない。
何となく、もやもやした気分で観ていて呆気なく終わってしまった感じだ。
死体の山の中で生き残った主人公から話は始まり、他の生き残り兵士達と居留しベトミン達と戦いながら、ベトミン将校の行方を捜すストーリー。
居留地での暮らしや近くの村での様子を織り交ぜながら、時々ベトミンとの交戦が描かれるけど、カメラの画角の移動が少なく頻繁にスイッチングを繰り返して見せる為、臨場感はあまりなく、淡々とした印象。
ただ、結構グロい死体を見せるシーンも数回あるので、耐性がない人は要注意。
兄のことがあるとはいえ、苛立ち、偉そうにし、周りを振り回す主人公が数少ない仲間やベトミン及び少年たちと、将校を追って行き…。
中途半端とも思える終わり方で、ちょっととまどったけど、そうかこのタイトルかと納得。
戦時下に於ける様々な立場の人達の心情を描いたドラマだね。
マイちゃん可愛い。それだけ。
なんだか未消化。
読後感最低。なんで?子供?どこ行った?
長回しで察してくれよですか?、でももう少し説明して欲しい。余韻がモヤモヤ過ぎる。
ネタバレになるので云わないけど…