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ヴェロニカ・ゲリン評論(2)
ニュースを見て、この映画を思い出し久しぶりに鑑賞いたしました。
今作の主人公も同じ運命を辿った実在の女性記者のお話です。
主人公を演じるのは名女優ケイト・ブランシェット
彼女はどの作品を見ても別人のように素晴らしい演技を見せてくれる大好きな女優さんです。
今作でも命を狙われる事に怯えながらも、勇気を奮い立たせ真実に立ち向かう女性記者をきっちり演じています。
あまり有名じゃない本作ですが、世界ではこのような事件が起きていると事実を知ることの出来るなかなかの名作映画です。
銃弾で撃たれようが、殴られようが、彼女はひるまず、麻薬撲滅のため、ペンを執ることをやめなかった。
麻薬組織と戦い、銃弾に倒れた実在の人物を描いた作品。
彼女はなぜ 命をかけてまで 戦ったのか
それは 彼女が母親だからだろう。
麻薬にむしばまれていく 少年少女たちを彼女は放ってはおけなかったのだ。
でも、でも、でも、死んでほしくなかった。
自分の息子のため 世界の子どものために 彼女は戦ったのだ
私の大好きな作品です。