ザ・パイロット
プロット
ロシア
02月16日 台灣上映
THE WILD 修羅の拳
プロット
韓国
02月16日 台灣上映
りりィ 私は泣いています
プロット
日本
02月16日 台灣上映
アリランラプソディ
プロット
日本
02月17日 台灣上映
マリア 怒りの娘
プロット
ニカラグア・メキシコ・オランダ・ドイツ・フランス・ノルウェー・スペイン合作
02月24日 台灣上映
スポットライトを当ててくれ!
プロット
日本
02月24日 台灣上映
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Winny評論(3)
いずれも2022年に連載、放映、公開された冤罪に関連した作品。
古今東西、
立場が意見をつくる。
弁護人、検察官、
組織、個人、
警察官、開発者、
ユーザー、、、。
立場が違えば白にも黒にも、
何色にも転回してしまう?
のか?
2023年公開、
Winny、何があったのか?
何度もセリフで出てくる、
開発者が萎縮しない為に、
若き開発者の為に、、
表現とは、、、
Winnyとは、、、
ウイルスには何かしらの意図があったのか、
松山東署の件、、、等々。
作品や新しい何かを、
企画、開発、製作、
連載、放映、配信、公開など、
表現しようとしてる人たちへのエールにもなっている。
裁判所の場面を始めとした、
キャストの芝居のぶつかり合いもスリリングでおもしろい。
裁判所でのプログラムのシーン、涙。
弁護士事務所で働く事務員が「幇助」という言葉を知らなかったり、都合よく飛行機が飛んでいたり、脚本に安易な箇所が散逸していたのが残念でした。あと、愛媛県警のブロックは丸々カットした方が観やすかったと思います。
Winnyは結果的に映画や音楽などの著作物の違法アップロードと違法コピーを招いたのだが、では共有ソフトの開発者に著作権法違反ほう助の罪に問えるかどうかが主な争点であり、本作の大きな要素にもなっている。デジタル技術の進歩に法整備が追いつかないのは日本だけの事情ではないにせよ、才能ある開発者が斬新なソフトウェアやサービスを作った結果、意図せずして法に触れる使われ方をされてしまったケースは少なくないだろう。金子氏は天才プログラマーだがいわゆる“専門バカ”で、一般常識が足りない人物として描かれている。もし彼が、2ちゃんねるという場所を介してファイル共有ソフトを公開した場合に著作権侵害に使われる可能性を予見できていれば、長年に及ぶ訴訟に人生の貴重な時間を浪費することなくデジタル革新に貢献できていただろうにと惜しまれる。
サイドストーリーとして描かれるのが、愛媛県警の裏金問題を内部告発した仙波敏郎・元巡査部長の話。本筋のWinny問題との関係性がやや弱いのは難点だが、興味を持ってWikipediaの仙波氏の項を見たら、県警を定年退職後に鹿児島県阿久根市のワンマンな竹原信一市長の専決処分で同市の副市長に就任し、4か月後に市長が失職して市長職務代理者になり、さらに1カ月後には解任されるという、なかなかに波乱万丈な人生を送っている。仙波氏の人生にフォーカスしても一本の映画が撮れそうだ。
最後にもう一点。罪に問われ法廷で裁かれることになった人物を東出昌大が演じることに、「寝ても覚めても」で共演した唐田えりかとの不倫騒動と杏との離婚、仕事の激減に思いを馳せる人も多かろう。東出本人も重ねられることは承知の上で引き受けた役だろうし、共演陣と製作スタッフらも東出を窮状から救いたいという願いをそれぞれの演技や仕事に込めたのではと想像する。それ自体の是非をここで書く気はないが、日本で芸能人同士の不倫騒動が起きると、復帰までの期間や仕事量の戻り具合から推測して、男性に甘く女性に厳しい傾向があるのは確か(川谷絵音とベッキーの件もしかり)。こんなところにも日本社会での男女不平等が表れており、処し方についてもっと議論され、改善されるべきだと常々思っている。