喪の仕事
プロット
日本
03月21日 1991 台灣上映
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プロット
日本
10月08日 2021 台灣上映
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プロット
日本
10月14日 2023 台灣上映
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プロット
日本
05月11日 2002 台灣上映
看守という仕事
プロット
ブラジル
01月01日 1900 台灣上映
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プロット
日本
10月04日 2008 台灣上映
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初仕事評論(1)
TIFF2020にて鑑賞。
フライヤー情報を読んで「これって死体遺棄にならないんだろうか!?」と思いました。この内容で映画が成立するんだなぁと驚きでした。とある雑誌に掲載されていたエピソードを小山監督が読んで、それを題材に、5年前に制作した作品だそうです。
変な題材を挙げたもんだと思ったが、蓋を開けてみると、真摯な制作だったし、むしろ、こういう感情ってあるかもなぁ…という共感を感じさせられました。
定点撮影とか小津アングルっぽい演出とか、自然の音が入ってたり、人の声の聞こえ方とか特徴的な面白い表現もたくさんありました。
若いってことは、何にでも真剣になれるので良いです。
初仕事を任された若いカメラマンが、自分のキャリア形成も兼ねて撮影を始めて見ると、サービス精神も手伝って段々とプロ意識が目覚めて深みにハマって、周りが見えなくなってしまう様子も面白かったし、遺体の写真を撮るという異端な行為への違和感や背徳感といった気持ちと、でもなんとなく共有していってあげたいという不思議な感情が、登場人物達を通して行ったり来たり混在していくところが面白かったでした。
最後にまともな大人が出てきて、
「バカじゃないか?考えたら分かるだろう!?」
って怒られるシーンも締めとしては面白かったなぁ。
「よく考えたら、そうですよね…」
って、もう苦笑いしかない。
まともな神経を持ってる人であろうとも、一線を越えちゃう時だってあるし、判ってても、あえてそうしたくなる時だってある。
最初は特異なモノを見せられている印象から、観ているうちに、段々と理解出来るようになると、同情心が湧いてくる。
西洋ではデスマスクを取っていた事実だってあるし、上映後のQAでは、精神論の話も出て、近親者の葬式で撮影したことがあるという人も数人居た。確固たる信念というよりは、無意識に寄り添いたいという感情に近いんだと思う。
題材が暗いので、なかなか人には勧めにくいけど、斬新な良いものを貰えた気がしました。