想い出を売る店
プロット
日本
10月26日 1985 台灣上映
君はどこにいるの?
プロット
ロシア
02月19日 1994 台灣上映
ラブ・ストーリーを君に
プロット
日本
03月05日 1988 台灣上映
ピース! 時空を越える想い
プロット
台湾
04月18日 2015 台灣上映
少年、機関車に乗る
プロット
タジキスタン・ソ連合作
07月17日 1993 台灣上映
幻影は市電に乗って旅をする
プロット
メキシコ
04月13日 1991 台灣上映
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君を想い、バスに乗る評論(2)
Take me away from this place, Tom. As far as we can go.
映画の冒頭の奥さんのメアリーの言葉の意味が分からなかった。
なんかさえない男性と黄色のヴィヴィットなコートで現代でも通じる古典的でファッショナブルな髪形の女性の不釣り合い感が半端ではないことに最初は戸惑いという疑問でしかなかった。
しかもたった5分で夫婦という二人の関係を描くのは、視聴者の感受性をリトマス試験紙のように白黒はっきりと試されているのかもしれない。あっ!?しまった青と赤紫でした。エヘッ💕
ただ言えるのは、心優しさと建前を振りかざす人との悲しさを交互に表すことで見ている側は、涙が止めどもなくあふれ出てくる。
そしてラスト... 彼が何故、旅行鞄にこだわり、目的地に時間どうりにつかなければならないのかが分かると最後にまた涙してしまう。
イギリス映画は大嫌いで大好きですけど... 何か?
※余談として、昔、南の島で働いていた時、何故だかは忘れてしまったけどテナーサックスを買いにバスで楽器店に行ったことがある。この映画でもバス・ドライバーが見知らぬ場所で降ろすシーンがあったけれど個人的には行き先をちゃんと言っておいたにもかかわらずドライバーが忘れていたことがある。でも本作とは違い気のいい人だったのか?ちゃんと送り届けてくれましたとさ。
ところで作中、こんな場面も
Ukrainian: What are you doing out here, middle of nowhere?
Tom: Waiting for a bus.
Ukrainian: Of course you are. Get in the van.
Tom: No, I'd rather...
Ukrainian: You turn down help from Ukrainian, you break heart.
ロシアとの戦争前のことで、ある意味印象に残るシーンとして
失礼だけど最初、誰だか分らなかった。ドラマ『ダウントンアビー』の家政婦長 ヒューズを演じていたフィリス・ローガン女史とは気が付かなかった。あたしの目は節穴でしたとさ!?
最愛の妻に先立たれた90歳のトム・ハーパーは、妻との約束を果たすため、ローカルバスのフリーパスを利用したイギリス縦断の旅に出る。
出発点の50年暮らした家のあるスコットランド最北端の村ジョン・オ・グローツから目的地のイギリス最南端の岬ランズ・エンドを目指して…。
90歳の老人が鞄一つでバスを乗り継ぎ、何千キロを横断するということさえ無茶な話なのに、彼は体に“ある問題”も抱えているというからどれほど大変なことか。
目的地に辿り着くまでには、数々のトラブルが待ち受けている。ただ、そんな中でも必ず手を差し伸べてくれる人がいる。出会っては別れての繰り返し…旅とは人生そのものなんだと。
愛する妻のために揺るがぬ信念を貫く勇敢なポールに喝采を送りたい。
ストーリーの最後の方で、ポールの悲しい過去が明らかになるが(これは見ていて非常に心が痛む)、だけどきっと幸せな人生だったんだよね!
それにしても本作の脚本が秀逸。脚本を手がけたジョー・エインズワースが、彼の父と義父の「高齢者向けの無料バス乗車券を使ってどこに旅をするか」という会話から着想を得て作られたとのこと(ちょっと実話であって欲しかったw)。
年齢より30歳近くの老人役に扮したティモシー・スポールの演技のうまさも光っていた(特殊メイクなしってことにも驚愕)!