韓国の人気4人組ガールズグループ「BLACKPINK」のデビュー5周年を記念して製作された長編映画。ジス、ジェニー、ロゼ、リサの4人で結成され、2016年8月に韓国でデビューした「BLACKPINK」。日本でも17年にデビューし、瞬く間に世界的人気を獲得した彼女たちの本国デビュー5周年に製作された本作では、メンバーが5年間の思い出を振り返るほか、それぞれに個性を輝かせる4人の多数のイメージカット、未公開スペシャルインタビューなどを収録。また、21年の「THE SHOW」と18年の「IN YOUR AREA」という2つのコンサートから厳選されたライブ映像をはじめとする、10数曲におよぶヒット曲のパフォーマンスやリハーサル風景も盛り込まれ、世界を魅了する「BLACKPINK」のステージとそれを作り上げる4人の姿を余すことなく映し出す。
BLACKPINK THE MOVIE評論(1)
『Blackpink: The Show』と題したYouTubeメンバーシップ有料ライブコンサートで、すでにご覧になった方も多くいるかもしれない。なんせアクセス回数が、ペイパー・ビュウにもかかわらず28万のファンが視聴したとYGエンターテインメントは公式に発表している。しかもBLACKPINKのYouTubeチャンネル登録者が8月3日の時点で6360万人と上位にあり、その人気ぶりが伺える。
最初の1分40秒ほどのCGによるTOKYOを含む各主要都市としての首都のオープニング風景だけで、コンサートなんて見えなかったものが、直ぐにいい意味で裏切られることに...
Extended Playとして2019年に発表された♪Kill This Love からライブコンサートが始まる。
K-POPの巨人、リサ、ジェニー、ロゼ、ジスは、10月にリリースされたジェニーが作詞・作曲、ジスが作詞に参加したタイトル曲「Lovesick Girls」をはじめ、1stフルレングスの「TheAlbum」をサポートするツアー企画からソウルからライブストリーミングされたこのアリーナ規模のコンサートは、covid-19禍にもよらず、フォーサムは一歩も引いてはいない姿を見せている。
計算されたセット・ピースはLEDライトと交差するネオンレーザーで彩られ、鏡張りの壁やふすま絵に真紅の色使い、紙吹雪が舞えば、約1時間半のセット全体で別世界で異次元の粋なテーマがサウンドステージ全体を埋め尽くすのは当然のこととして...
あくまでも個人の感想として... お許しあれ
ライブコンサートと謳っているけど、一目見て誰でもわかる録画映像でしかも、踊りの部分に関してはその多くは、福島復興チャリティーコンサートでもトリオの女性グループに見られたリップシンク(Lip Sync)、いわゆる口パクでマイクで話す時と歌っている時との落差が誰が聞いても違和感があるのは、隠せないモノとなっている。もちろん、椅子に座っている時は実際に歌っているのも見られることは言っておきたい。
PVで見られるようなダンスのキレがライブではその影を潜め、反って、バックダンサーの方がキレッキレな動きと共に何故か?そのぎこちなさが滑稽にも見えてしまっている。それに輪をかけるようなステージ衣装の不釣り合いなのは、時折挿入されるMV映像とのコントラストの悪さも感じてしまう。
かなり高い角度による評価もされているし、ファンからすると最高のライブ映像だったのかもしれない? 辛らつ過ぎて失礼いたしました。