赤ちゃんと僕
プロット
韓国
11月21日 2009 台灣上映
ゴーヤーちゃんぷるー
プロット
日本
06月24日 2006 台灣上映
点子ちゃんとアントン
プロット
ドイツ
06月30日 2001 台灣上映
ロッタちゃんと赤いじてんしゃ
プロット
スウェーデン
06月24日 2000 台灣上映
リッちゃん、健ちゃんの夏。
プロット
日本
10月01日 2021 台灣上映
ちゃんこ
プロット
日本
03月18日 2006 台灣上映
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ちゃんと伝える評論(11)
ストーリーだけ読みますと末期ガンもので、しかも親子でW(ダブル)末期ガン患者になってしまうという、この上なく重い設定なのですが、この映画はそういった重さを必要以上に感じさせず、むしろ淡々とストーリーが進んで行きます。予期された“お涙頂戴映画”“さあ、泣け!映画”にはなっておらず、むしろ観終わって清々しい気分にさえ、させてくれます。もちろん泣けるシーンはありますが、それが強調されていない演出に好感が持てました。園子温(←コレで“ソノシオン”と読むのだそうです。しかも本名!)監督の映画としても、これまでになく抑えた演出が為されているそうです(すみません。他の作品、吾輩未見です)。で、今回『AKIRAをEXILEから離れた普通の青年として描いてみたい』と思われたそうです。ですから、“EXILEの人=AKIRA初主演作”としては、驚くほど地味な映画でございます。「山形スクリーム」の時にも書きましたが、吾輩EXILEは知ってますが、メンバー個人個人については、まったく存じませんので、今回も『誰?この若手俳優さん』って、真剣に思ってました(だってEXILEのイメージとは違うし、「山形スクリーム」の時とも、また全然違うんやから!)。で、そのイメージとは相当に掛け離れた役柄を、AKIRAさんは無難に演じています。ただ少々台詞が棒読みかと…。あと、さすがEXILEのメンバーですね。非常に健康的!そうとても“末期ガン患者”には見えないの!!コレってどうなの?キャスティング的に。だから“W末期ガン”という設定は、この映画には必要だったのかなあ?と思っちゃいました。スタッフが医療現場にリサーチして、現実的にある話としてストーリーに盛り込まれたらしいのですが、単純に『息子が父を送る』というストーリーで、良かったんじゃないか?と感じてしまいました。この設定なら、もうチョット不健康でないとね~、AKIRA君!
キャスティング的には、伊藤歩さんがイイですね。彼女の“透明感を感じさせる存在感”は、映画の中で一服の清涼剤のように効いています。この伊藤さん演じる陽子と史郎の間で交わされる“大切な人に大事なこと、本当の思いをちゃんと伝えられているか?”というエピソードが、この映画のタイトルにもある“ちゃんと伝える”ことが如何に難しく、そして生きているうえで如何に大事かということを、観ている者に投げ掛けてきます。そりゃね、わかっていてもなかなか出来ないですよ。自分の思いをちゃんと伝えるってこと。つい『言わんでもわかるやろ?』みたいな風に、勝手に思い込んでしまいがちですが、やはりそれは、口に出してちゃんと伝えないといけないんですよね。吾輩、この映画を観てつくづく反省いたしました…。
えっ!このロンブー淳似の役者、EXILEなの?
これがこの映画の感想の8割です
元浦和レッズのMF10福永泰のほうがより似ているかも
あとの2割は
サッカーやるとき、普通メガネはかけないよ
と
棺桶から死体を出しちゃいけないよ
です
EXILEは普通の役者に見えます
かなり地味ですが大胆な行動もとります
重いお話なのですが、
子供役が元気すぎるのと親があまりにも早く急死していまうので
クライマックスを期待するタイミングが合わず、あれっ?って感じで
終わりをむかえてしまいます。その辺で、うまく泣けないと思いますよ
エンディングもいまひとつだし
この遺体を棺桶から引き摺り出すというシーンは、父親の死からここに至るまでの登場人物たちの情感をバッサリと切り落とすくらいの強い印象を放っている。棺の蓋をこじ開けて、葬儀の参列者が手向けた花を掻き出す主人公の姿は、おおよそ人の死を悼む者には見えず、むしろ滑稽ですらある。
しかしながら、大胆で非常識なこの行為によって、観客は再び主人公の気持ちに寄り添い始める。それまでその言葉や涙で哀悼を示していた参列者たちが遠景に遠ざかり、かわって誰も知る由もない息子の父への思いに焦点が結ばれる。この映画はまさにこの一点のために存在しているかのようだ。
園子温監督が自らの父親に捧げるとサインしていることからも分かるように、この作品は亡き父への強い思いがほぼ唯一のテーマとなっている。監督自身の経験として、他の会葬者たちの哀悼の海から死者を引き揚げて、二人だけの意味世界で最期のときを過ごしたいということがあったのではなかろうか。
母子関係とは先天的なもので、そこに改めて意味や価値を求める必要がないほど自明のものである。しかし、父と子の関係には、当事者同士の意味付け、価値の付与が不可欠なのだ。この主人公の行為はこうした意味付けの作業であり、それがなされないことには、自分と父親との関係がどのようなものであったのかを自覚することは出来ないということであろう。
映画「ちゃんと伝える」(園子温監督)から。
主人公と父親が、同じ時期にガンを宣告され、
タイトルのように「ちゃんと伝える」ことの大切さは伝わった。
物語としては、主人公の想定外の行動や、
キーワードとなっている「セミの抜け殻」が意味するもの、
なかなか理解が難しい作品だった気がする。
しかしながら、私が選んだフレーズは、
父親役の「奥田瑛二」さんと、母親役の「高橋恵子」さんが
死ぬ直前に、病室で交わした夫婦ならではの会話。
いつもいつも、ベッドの横で夫を見守る妻に、
なぜか、ガンで横たわっている夫が、突然
「たまには隣にいろよ。一緒に寝ようよ」と切り出し
「温めておきました・・どうぞ」と布団をめくり、妻を誘った。
そんな夫の気持ちを察してか、病院にも関わらず、
狭い病院のベッドに添い寝し、2人で幸せそうな顔をする。
「おじゃまします。・・久しぶりだわね」と呟いた妻。
きっと、布団の下では、手を握り合っていたに違いない。
夫婦って関係、2人以外にはわからないことも多いはず。
主役の若い2人には申し訳ないが、
「好きだよ」「愛してる」より、気持ちが通じていることを
このシーン、この会話は教えてくれた気がする。
やはり豊川、豊橋の風景が見たかったから。
でもあまり覚えがなかった、豊川稲荷周辺。
で、話の筋としては、
少々飛んでるというか、漫画のような話だと思ってしまった。
父と息子の仲がこんなに良いのはちょっと無い。
クライマックスの息子の行動もありえない。
ラスト前、死んだ鳩を拾うシーンも…フツー拾わないだろ。
それもこれも最後の
「父に捧ぐ」で何となく腑に落ちた。
これはプライベート映画なんだ、と。
だから面白くなくてもイイと。
何で豊川なのかというのも、監督の出身地だったのね。