黄昏流星群 同窓会星団
プロット
日本
05月18日 2002 台灣上映
裏窓
プロット
アメリカ
01月29日 1955 台灣上映
窓 MADO
プロット
日本
12月16日 2022 台灣上映
窓たち
プロット
日本
02月26日 2021 台灣上映
窓・ベッドルームの女
プロット
アメリカ
04月02日 1988 台灣上映
裏窓の女
プロット
イタリア
11月11日 1989 台灣上映
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同窓会評論(3)
大人になりきれない男女のための
大切なものを取り戻す、心すっきり自分リセット・ムービー」
かなり期待させるキャッチコピーですよね。
でも・・・。
話は淡々と進んで行くのですが、高校時代と今が行ったり来たりして、
勘違いや思い込みが話を面白おかしくしています。
懐かしいテレビ番組の企画が出てきたりしてなかなか面白い構成。
話の内容はかなりベタですが、役者さんの演技が良いので、
話が見えてしまってからも、しっかり楽しめました。
内容的にはミニシアター系の映画という感じだと思います。
私は知らなかったのですが、監督・兼・主演のサタケミキオさんは業界では
かなり有名な方だとか・・・。
サタケファンの方、ぜひ見に行ってみてはいかがでしょうか。
でも正直、映画じゃなくて、テレビドラマでもイイかなって思います。
映画「同窓会」(サタケミキオ監督)から。
フレーズとしては、実はもう少し長い。
「勘違いは、人生最大の悲劇であり、
人生最大の喜劇である。」だったかな。
作品冒頭のメモだったから、まだ準備が整わなかった。
(実は「最大」か「最高」か、ちょっと自信がない(汗))
「勘違い」とは、間違って思いこむこと。思い違い。
英語では「mistake」と「misunderstand」と分かれる。
「mistake」は(・・での)思い違い。錯誤。
「misunderstand」は考え違い。解釈違い。
さてこの作品、久しぶりに、もう一度、
DVDで見直したいと思った作品である。
作品のテーマも「勘違い」なのだが、
視聴者である私も「勘違い」させられていたことに気づいた。
最初から「勘違い」しなければ、どう感じるんだろう。
作品の感想が変わってしまいそうである。
あぁ、たぶん予告に騙されたんだな。(笑)
今作で初めてサタケミキオ=宅間孝行。だと知った^^;
夜中の「映画の達人」という番組で司会をやってる。
おぉ~このヒトか!?と思った。
あんまり舞台には詳しくないので、彼が主宰する
“東京セレソンデラックス”は知らないのだけれど、
脚本家としても様々な作品を手掛けているらしい。。。
自ら脚本・主演の今作で映画監督デビューだそうだ。
映画友達が大絶賛していたので、楽しみにしていた。
観た感想は…ズバリ!お芝居的。舞台的。だと思った。
映画としての世界観よりも、その場を面白く見せる
趣向に彩られたお話…という感じで、彼の役どころも
そのまま自分に重ねたところがあるような気がした。
思わせぶりな会話と過去の回想が続くところなどは、
最近ヒットした「アフタースクール」にも似ている。
加えてこちらの方も、謎解きの要素を兼ねている…。
あんまりネタばれは出来ないのだけれど^^;
これ…女性の皆さんにはどうだったかなぁ。。
主人公の妻に下された診断をどう思いましたか。
私は、あらすじを読んだだけでオチが見えてきて、
今時このネタを使うのはどうなんだろうかねぇ^^;と、
やや気恥ずかしくもなったのですが。。
ただそれ以外の謎(こっちは大ウケ)には爆笑&涙。。
全体的にほのぼのとしたいい話になっており、
長崎弁の朴訥とした響きとのんびり感が心地良い。
どこにも悪人が出てこないし(♪)
主人公の妻・永作博美と親友・鈴木砂羽の演技力が
際立っていたが、青年期を演じた新進俳優たちの
初々しさ(若さ!)にはまるで叶わない^^;
彼らの清々しい演技があってこその作品だと思う。
ラストで主人公「かっつ」と共にしみじみと泣けるのは、
丹念に描いた過去の映像の素晴らしさがあってこそ。
映画好きにはグッとくる、その瞬間が息づいているのだ。
(その他・著名ゲスト俳優多数!どこで出るか?面白い)