栄光への戦い
プロット
フランス
03月20日 1971 台灣上映
ジュリエット あるいは夢の鍵
プロット
フランス
11月25日 2022 台灣上映
王国(あるいはその家について)
プロット
日本
12月09日 2023 台灣上映
可愛い悪魔 いいものあげる
プロット
日本
12月25日 1970 台灣上映
ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい
プロット
日本
04月14日 2023 台灣上映
あの娘は知らない
プロット
日本
09月23日 2022 台灣上映
本站關於電影海報,預告,影評,新聞,評論的綜合性電影網站,我們提供最新最好的的電影以及在線影評,業務合作亦或意見建議請電郵我們。(Copyright © 2017 - 2022 KKTM)。聯絡我們
ノン、あるいは支配の空しい栄光評論(1)
世界最高齢監督マノエル・ド・オリヴェイラの『コロンブス 永遠の海』公開を記念してか、20年前の作品を急遽公開。
なんと予告編はおろか、パンフレットやチラシすら無い状態で、劇場には一枚の紙に印刷された作品紹介が緊急に置かれているだけ。
アフリカへ赴いた兵士達が、不毛な戦争に対して疑問を抱きディスカッションを行う。
「我がポルトガルは無益な敗北を続けて来た…」と。
紀元前からの戦いを、現代の兵士が語り合いながら、それぞれ過去の人物となって戦う多重構造になっている。
とにかく喋る喋る。セリフの量が半端無く多い。だから、時々字幕を読むのが追い付かなくて混乱した位だった。
更に多少の予備知識がないと、大量の歴史的背景には置いてきぼりを喰らい易い。
ポルトガルは侵略繰り返しながら一大帝国を築き上げて来た経緯が有る。しかし、栄光の陰には多いなる敗北が数多く有った。
老監督オリヴェイラは、それを“空しい”栄光として提示する。
但しスクリーンに映る戦闘場面のダラダラ感は筆舌には尽くし難いモノが有るには有るのですがね(笑)
最後、現代の戦闘に於いて叫声を上げ逃げ回る黒人兵士や、謎が解けたが死んで行く少尉の姿にこそ、戦争の無意味さが詰まっている。
(2010年4月21日岩波ホール)