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ダントン評論(1)
ストーリー: 55
キャスト: 80
演出: 75
ビジュアル: 75
音楽: 65
フランス革命の専門家というには程遠い位置にいる私にとって、何が起きているのか背景がよくつかめない。革命後の混乱を恐怖政治による権力掌握で乗り切ろうとする委員会の者達による陰謀。国民の英雄とみなされてる(委員会にとって)邪悪なダントンなる人物を逮捕し、自分たちの計画通りに葬ろうとして延々と続く茶番の裁判。証拠もないから裁判ではなくて国民の感情に訴えることにより状況を覆そうとするダントン。
それはいいのだが、あまり何が言いたいのかわからない。この茶番の裁判劇を長々と見せられても、裁判自体にたいした意味があるとも思えない。結局歴史の裏の権力闘争と陰謀に終始しているだけで、あまり物語に魅力を感じなかった。フランス人ならば歴史背景がわかっていて面白いと思うのかも。
良かった点としては出演者たちの白熱の演技。熱弁を振るい声も枯れていくダントンを演じるのはジェラール・ドパルデュー。「さよならモンペール」の人のいいお父さん役の俳優だが、随分と役柄が違ってて熱演。私は知らない俳優だが、冷静な敵役ロベスピエールを演じるヴォイツェフ・プショニャックの、謀略も必要悪と割り切ってことを進める神経質で冷静な演技も対照的に面白い。重圧に潰されそうになる彼の苦労も忍ばれて、悪人やるのも大変だとわかる。当時の時代の服やセットもなかなかのもの。