刑事物語3 潮騒の詩
プロット
日本
07月07日 1984 台灣上映
刑事物語2 りんごの詩
プロット
日本
07月02日 1983 台灣上映
刑事物語 くろしおの詩
プロット
日本
10月10日 1985 台灣上映
刑事物語5 やまびこの詩
プロット
日本
05月16日 1987 台灣上映
刑事マディガン
プロット
アメリカ
01月01日 1900 台灣上映
ドーベルマン刑事
プロット
日本
07月02日 1977 台灣上映
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刑事物語評論(6)
やたらと女の裸が出てくるのは誰の趣味なのかわからないが、典型的なチンピラや悪役のくだらない演技も含めて昭和の匂いが強く漂う。不幸な生い立ちの真面目で不器用な刑事が、不幸な女と出会って流されていく姿に哀愁が漂い、物語と演出はくだらないのにその哀愁にしんみりとして嫌いになれない。
結末で流れる吉田拓郎の方言だらけの歌は、子供の頃に聞いたときは下俗だなと思ったが、大人になって聞くとこの歌の持つ哀愁が理解出来る。そんなわけで質の低い割りになんとなくひきつけられる作品。
役柄としての武田鉄矢は大好きです。加えて名優揃い。
オープニングとエンディング、ともにいい曲ですね。
補導した女子高生三人組に向かって売春を止めさせる為に、涙を流しながら土下座までする武田鉄矢って何なん?刑事ドラマの世界に「金八先生」の道徳観を持ち込まないの。
それに、純情一直線の武田が異常者みたいで怖いと言うか、ちょっと薄気味悪かったですね。
狭いアパートの一室で同居していても手出しできない片山。同じアパートに住む村上(田中邦衛)が頻繁にひさ子の働くスナックに通い、好きになったようだ・・・事件のためトルコ風呂徳川に聞き込みに行き、いい思いをしたばっかりに罪悪感もある片山。『男はつらいよ』シリーズのようなふられ男を演じてはいるけど、純粋さの中にもエロさがある作品なのだ。売春していた3人の女子高生といい、全体的にトルコや売春のネタばかり。今では素人ヌードなんかは当たり前だけど、当時はプロが公然とされていたのだから、新しいネタだったのだろう。素人売春の元締めはクリーニング会社の白美社。クライマックスでは蟷螂拳の使い手片山のアクション。ハンガーをヌンチャクのように使うところがユニーク。
暴れすぎたために青森に飛ばされることになった武田鉄矢の代わりに、本物の高倉健が新たに赴任してくるところも面白い。そして、武田鉄矢の親友・西田敏行がゲスト出演。詐欺師役だったけど、常習犯なんだから、金返してもらえよ!
最後は夕暮れ時の船着き場。聾唖者同士助け合って幸せになりたいと、ひさ子と村上が片山に別れを告げる。田中邦衛の演技によって泣かされた武田鉄矢がすごい演技。途中までのテレビドラマ並の演出がすべて清算されるかのようだった。