瞳をとじて
プロット
スペイン
02月09日 台灣上映
ボブ・マーリー ラスト・ライブ・イン・ジャマイカ レゲエ・サンスプラッシュ
プロット
西ドイツ・ジャマイカ合作
02月09日 台灣上映
THE WILD 修羅の拳
プロット
韓国
02月16日 台灣上映
このハンバーガー、ピクルス忘れてる。
プロット
日本
02月16日 台灣上映
記憶の居所
プロット
日本
02月17日 台灣上映
熊川哲也 K-BALLET TOKYO 「熊川版新制作 眠れる森の美女」 in Cinema
プロット
日本
02月23日 台灣上映
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男はつらいよ 花も嵐も寅次郎評論(8)
ウエストサイド物語の夢が楽しい。江戸川のオープニング。ちょい帰郷からの朝丘雪路に松茸騒動、そして旅へ。すっかり定番パターンに戻ってる(笑)
マドンナは田中裕子、今作でジュリーを射止めてしまいました。児島美ゆきがかわいそうやん。
・旅館での法事騒動、爆笑
・男が喋れぬ理由、経験あるある
・「やっぱり二枚目はいいなあ、ちょっぴり妬けるぜ」、秘密にしてあげるさくら。泣ける、屈指の名シーン
寅の微妙な心理の描写が絶妙だった。
OPの夢は、
犯罪蔓延るブルックリンに現れたキザなジュリーがナンパしようとした女は、“ブルックリンの寅”の妹。罵られ、カッとなったジュリーの前にシャバに戻ったばかりの寅が現れる。対峙するが、ジュリーは寅に貫禄負けして退散。かくして平和が戻り、町の若者たちは踊り出す…。
日活無国籍アクション×松竹歌劇団ミュージカル風。
序盤の騒動は、
帰ってくるなり店の鼻先で幼馴染みと恥ずかしいくらいのイチャイチャやり取り。
おかんむりのおいちゃん。
夕食は御前様から頂いた松茸。
入ってねぇじゃねぇか!と文句言ったり、満男の分を盗んだり…。
いよいよ堪忍袋の緒が切れたおいちゃん。
「出てけ!」
「それを言っちゃあおしまいよ!」
さくらも止めようとはせず。
シリーズでも最も後味悪い序盤騒動。
ご安心を。本筋の方は至って平常運転。
旅先は大分。馴染みの温泉宿に泊まっていると、一人の青年が訪ねて来る。
その青年・三郎の母はかつてこの温泉宿で女中として働いていたが、先日他界。三郎は母の遺骨を持って母の思い出の地にやって来たのだった。
寅さんの計らいで、馴染みの面々を集めて供養。
たまたま宿に泊まっていた東京から来たデパートガールの蛍子も焼香させて貰う。
後日、再会。寅さん、三郎、蛍子らで楽しくドライブ。
そんな中、三郎は蛍子に一目惚れ。別れ際、不器用に告白。
蛍子も返答に困る。
全く、見てらんねぇぜ。
と言う事で、寅さんの出番。今回は、若者の恋の指南役。
顔は二枚目だが、“変わり者”なくらい不器用。仕事は、動物園のチンパンジー飼育員。当時、二枚目スターとして人気だった沢田研二がイメージとは真逆の内気な青年像がハマってる。
いい家のお嬢さんで一流デパート勤め。寅さんとは気兼ね無く話せるのに、三郎との関係は進展せず。田中裕子がナチュラルな好演。
本作の共演がきっかけで二人が結ばれたのは有名なエピソード。(後のシリーズ37作目『幸福の青い鳥』の長渕剛と志保美悦子も有名な“寅さん結婚”)
もはやお馴染みだが、恋に不器用な若者の為にデートの仕方まで細かくコーチする寅さん。
フラれると同じくらい、寅さんの本領発揮。
本作は印象的な台詞も多い。
蛍子は三郎をいったん断る。その理由が、「だって、あんまり二枚目なんだもん」。
寅さんはその事を三郎に伝える。三郎は落胆しながらも反論。「寅さん、男は顔ですか!?」。
二枚目を逆手に取った自虐的なネタが可笑しい。
自分の恋は上手く行かないが、他人の恋は結果的に成就させる。
三郎は遂に勇気を振り絞って告白しようとするが、なかなか言葉が出てこない。
「口で言って」「好きや」
二人の想いが実り、観覧車の中でキスするシーンは、実際に二人が結ばれた事もあって、シリーズでも屈指のラブシーンとも言えよう。
ラスト、再び旅に出る際、本音がポロリ。
「二枚目はいいな。ちょっと妬けるぜ」
二枚目で心も純真な青年を立てるかのように、結果三枚目に徹した寅さん。
確かに四角張った顔の三枚目。でも、心は…。
寅さんほどの二枚目心の男はそう居ない。
「男はつらいよ」シリーズ第30作。
Huluで「HDリマスター版」を鑑賞。
毎度お馴染み、冒頭の夢のシーン―。
スケコマシのジュリー対ブルックリンの寅!
楽し過ぎました。まるで「ウエスト・サイド物語」(笑)
それはさておき、母親の供養のために湯平温泉を訪れていた三郎と出会った寅さん。そこへ東京のデパートで働く螢子が加わったことから物語が動き出しました(笑)
三郎が螢子に惚れたことで、恋のキューピッドを買って出ることにした寅さんでしたが、ふたりの恋は前途多難。はてさて、三郎と螢子の恋愛の行方や如何に…?
本作での共演をきっかけにして、沢田研二と田中裕子は不倫関係に陥ったそうな…。田中裕子って、特別美人というわけでは無いけれど、何故か惹き付けられる色気があるなと思いました。役名も読み方は違えども「夜叉」のものと同じ名前だし、余計にそう感じました。そりゃあ浮気してまうわ(笑)
三郎青年の不器用だけど、愛情があってまっすぐなところは魅力的すぎ。
今回の寅さんは、あまり不憫そうにみられなかったので、純粋な青春映画のようだった。
さくらさんとひろしさんの結婚ネタは、面白いから好き。
ジュリーが非モテ青年という無理な設定。寅が前回のダメっぷりを受けてなのか、恋のバックアップに専念する。田中裕子がすごく魅力的でかわいらしかった。後に、本当にジュリーの嫁になると思うと、ジュリーもこの映画が忘れられなかったのだろうか。ピュアなものを感じさせる。
しかし、そんな田中裕子も寅にはぞっこんで、寅さえその気になればどんな状況も導くことができただろう。惜しい男だ。恋の始まりのまず「仲良くなる」を簡単にクリアできるのに、それ以上には足を踏み込まない。女の全てを背負う気概がないのではないか。そういう意味では心のほんの表面だけをつまみ食いだけしているような感じもする。