お葬式に乾杯!
プロット
アメリカ
01月01日 1900 台灣上映
お葬式だよ全員集合!
プロット
アメリカ
01月01日 1900 台灣上映
ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式
プロット
アメリカ
08月01日 2009 台灣上映
ぼくを葬(おく)る
プロット
フランス
04月22日 2006 台灣上映
国葬
プロット
オランダ・リトアニア合作
11月14日 2020 台灣上映
儀式
プロット
日本
01月01日 1900 台灣上映
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お葬式評論(8)
本当に些細なことまでリアルなことが可笑しみを持って描かれています
葬式は故人を中心に社会構造や人間関係を凝縮してフラッシュを浴びせたかのように、見えないそれを可視化します
それ故に映画向きとも言えると思います
本作のように全編葬式という作品は珍しいですが、振り返って見ると結構お葬式のシーンのある映画は多いと気付かされます
1984年の公開作品です
考え見れば団塊世代の親の葬式が多い時代だったのです
本作には葬式のあるある話だけでなく、団塊の世代の人々が社会の最年長世代になる戸惑いと不安がフィルムに写し撮られているのがわかります
無関心、というよりむしろ足を向けていた、古いしきたりとか伝統とかにも否応なしに順応しようと努力する姿は正にそれでしょう
それが本作をヒットさせた要因のひとつでもあったと思います
本作から35年の年月が流れました
今度は彼ら団塊の世代が葬式をだされる側となりました
急速な人口減少が報じられています
少子化はもちろんですが、団塊の世代が寿命年齢に近付いて来たからです
街中にはセレモニーホールと名付けられた葬儀会館が目に見えて増えてきた時代となりました
今こそ本作を再度見直してみるべき時期ではないでしょうか
本作で騒がしく走り回った子供達の世代が本作の主人公の年齢になったのです
社会構造も、人間の関係性も時代と共に変わりました
時代は平成は過ぎ去って令和となったのです
今こそ本作のリメイクが求められていると思います
映画関係者の皆様の奮起を期待致します
悲しいテーマだけど、悲しくなく。
少し笑えて。
あらためて観てもすごい作品だなと思います。
森の中でブランコの立ちこぎするシーンが印象的。