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ブラックブック評論(20)
下品過ぎると言われハリウッドを追われたバーホーベン監督。そんな彼が祖国オランダに帰って作った本作。大戦時ナチス占領下オランダのレジスタンスを描く。
「かつてハリウッドは、変態監督というレッテルをオレに貼った。この作品で、それを剥がして欲しいね!」
と監督は言っていたらしいが、大丈夫、全然剥がれてない。
歴史物の重厚さよりもバーホーベンらしさが際立った本作、「戦争昼メロだ!」と真面目なアメリカ人批評家を怒らせたりしている。レジスタンス物にオッパイも糞もいらないと思うが、入れてしまう所がバーホーベン。オランダ映画史上最高の製作費をかけた大作にもかかわらず、不謹慎な作風は健在。
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面白くて不謹慎なのと同時に、非常に真面目な映画だったと思う。
悪役がただただ欲まみれでスケベで底の浅いところが逆に怖い。状況が人を狂わせたっていうより、そもそもが欲塗れなんだっていう告発。
そして戦時だけではなくドイツ降伏後も続く憎しみ、裏切り。主人公が汚物をかぶるシーンが何とも印象的。
もう一つ印象的だったのは、ナチス高官の愛人ロニーの変わり身の早さ。時を経てキブツ観光するツラの皮の厚さ。こういう人物を悪びれず描けるのはバーホーベンならでは。
歴史の悲しさを通り越して、人そのものの習性を見つめた本作、見応えがあった。
エロいしグロいし汚いんですが、しっかりエンタメでしっかりサスペンス。
見応え十分。
最初から最後までハラハラドキドキの仕掛け満載なんだけど、身内の裏切りもあってたくさんの関係者が死にまくるというちょっと切ないお話でもある。ナチス側にもレジスタンス側にも悪い奴はいて、戦後の描かれ方もすべて勝った側が正しいとはしてないところが特徴的で、なかなかリアルだと感じた。
ちなみにこれバーホーベン監督作品だったのね。見終わってから知ったw