キルトに綴る愛劇情
13歳でデビューし、その後「シザーハンズ」「ドラキュラ」など華々しいキャリアを歩むウィノナ・ライダーが結婚に戸惑う大学院生を演じる。卒論を仕上げるため、カリフォルニアの片田舎にある祖母の家を訪れたフィン。そこには、様々な愛の形を紡いできた女性たちがいた。アカデミー賞女優、アン・バンクロフト（「奇跡の人」）、エレン・バースティン（「アリスの恋」）をはじめ、そうそうたる女優陣が脇を固める。
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キルトに綴る愛評論(2)
姉の夫と寝てしまった女、初恋の人の子供をひとりで産む女、一期一会の男性の言葉に生きる女、家庭を顧みず恋に生きる女。
人生の終盤に差し掛かった女達の人生とこれから人生が始まる女。新しい人生が始まる彼女に、女達は何を伝えることができたのでしょう？彼女は女達から、何を受け取ったのでしょう？
女達の道も色々、愛の紡ぎ方も色々。
そんな女達それぞれの道をキルトに繋ぎあわせて、愛を綴る。
「ルールは何もない。心の声に従い勇気を持つこと。」
人生の先輩である彼女達からのメッセージと出会い、私はまた敬愛するまわりの女達に会いたくなりました。
この頃の彼女は本当に美しく可憐で繊細な演技が出来るピカイチの役者さんでしたね。
彼女の成長を見守る、周囲の大人過ぎる大人の女性達の優しさが胸に染みます。