ユニコーン・ウォーズ
プロット
スペイン・フランス合作
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キッチンから花束を
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莉の対
プロット
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プロット
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風の奏の君へ
プロット
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英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2023/24 ロイヤル・オペラ「蝶々夫人」
プロット
イギリス
06月07日 台灣上映
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コードネーム U.N.C.L.E.評論(20)
アメリカのスパイとソ連のスパイが共同戦線を張るっていいね。
しかも癖ある二人。
特にソ連のスパイが短気ってのが良い。
そこに英国のエージェントが一枚噛んで、東ドイツのナチ党を相手にする。
世界大戦だ。
至って軽妙なテンポで心地よい。
「ミッション・インポッシブル」は「スパイ大作戦」と言う邦題で中学生の頃深夜枠のフジテレビで再放送されてたので、トム・クルーズ版のリメイク1作目の冒頭シーンを観た時、流石ブライアン・デ・パルマ監督はオリジナルの雰囲気を見事に再現してた。
ダニエル・クレイグ版007シリーズはストーリーがよく出来ていて、ショーン・コネリー、ロジャー・ムーアが築いた「007スタイル」を見事に陳腐化させてしまった。
で、今作はそのオリジナルを知らない。観た事が無い。なのでオリジナルと比較する楽しみが無いといった少々残念な観賞となる。
そのオリジナル版はロバート・ヴォーンとデビット・マッカラムが主人公のナポレオン・ソロとイリア・クリアキンを演じるのだが、ソロはともかくイリアはマッカラムの華奢なイメージと乖離したマッチョなアーミー・ハマーが演じている。
だからつまらないって訳では無く、単純に映画としての面白さは堪能できる。特に後半イリアとギャビー(東欧の自動車修理工の娘)との恋愛的要素はスパイ映画としては面白い。(007を筆頭にスパイはプレイボーイで本気にならないってイメージ。)
また、アメリカC.I.Aのスパイであるソロ(演じるのはヘンリー・カヴィル)とソ連のスパイ・イリアが最初は対立しながら終盤はお互いを認め合うあたりはよくある展開だがいい。
60年代が舞台のドラマってところも評価すべきだろう。「007」も「ミッション・インポッシブル」も舞台は現代だが、この拘りは何なんだろうとも思えるが・・・・
ファッションも音楽の60年代で仕切られているが(当然ながら)、60年代って戦後(って言い方も古いけど)で一番いい時代だったのかなぁ・・・そんな事を今作を観て思ったりする。
結局はテラー博士は殺されてしまったけど、ナチスの残党に核製造技術のテープが渡ることだけは阻止できたようだ。ちょっと雑な展開で、どうなったのかよくわかんない。コードネームについても最後にヒュー・グラントが次の任務が決まったぞ!などと言って、ほんのついでに述べるにとどまる。