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オアシス スーパーソニック評論(20)
2000年代のバンドに何があったのかも、また見てみたい。
ノエルとリアムの総指揮で映画が制作された意味は何なのか。再始動に向けての布石だとすれば、うれしい。
正直言えば自分がoasisを知ったのはつい最近だ。確か洋楽に興味を持ち始めた5年前のフジロックにノエルがソロで来日してこれ誰だ?となって調べてああこの人oasisの人なんだってなった辺りから知った笑。
つまり言えばまったく世代ではない。彼らがネブワースで絶頂期を迎えた頃の自分はたぶん4歳でようやく意識がはっきりしてきたくらいの頃だ笑。
なのでこのレビューはにわかの知ったかぶり要素が多々見受けられるのでご容赦頂きたい笑。
oasisはもちろん曲が良いのだがそれ以上に好きなのはノエルとリアムの関係性だ。
たぶんこの作品観て大体の人が思ったであろうことが意外とノエルリアムの仲が良いことだと思う笑。
この時代の時点ですでにケンカは絶えなかったみたいだがそれでも肩組んだりキスしたりとやたら仲が良い様子がうかがえる。
んだよ笑。早く再結成してよ笑。
1stから2ndの期間の話が中心のため随所に名曲の数々が生まれた経緯が記録されている。
Supersonic、Live Forever、Rock’n ’Roll Star、Wonderwall、Champagne Supernova、Don't Look Back in Angerなどの代表曲が荒削りな最初期の音で堪能できる。
すごいなって思ったのがシングルのカップリング曲が普通に知れ渡ってるし、セットリストにもよく組み込まれてる。
ノエルがソロでもよく歌ってるみたいだけどThe Masterplanだってシングル曲じゃないのに割と中盤のおいしいところでよく歌われてる。
Some Might Sayに収録のTalk TonightやAcquiesceなど隠れた名曲もたくさん。
あと3rd収録のAll Around the Worldもだいぶ初期の段階で作られていたらしくそんなとこも意外だった。
この映画を観に来た時点ですでにoasisはすごい好きであったのだが当時の感じを知らないため印象としては
1stで注目され、2ndが爆発して大人気+ギャラガー兄弟のオラつきで大成功した2ndアルバムまでのバンド
みたいな感じだった笑。
実際この映画も2ndまでの絶頂期を記録したものでそれ以降のoasisってあまり語られることがない印象。
そのためoasis初期を知るためにはぴったりな作品。それ以降のoasisを知りたい方は是非とも音源やライブ映像、もしくは今度都内で上映される日本最後のライブとなった09年のフジロックの映像を観ることをオススメ。
ケンカするほど仲が良いを地でいってるのがよく分かった。お母さんはいい人だね〜オヤジはクズ。
でもそのクズさがロケンロールにはぴったりだったんだな。
あの頃のoasisは流行りの言葉?で言えば正に神ってたよなぁ。名曲ばかりだったもん。
ファンならイヤ、バンドやってるなら絶対見るべし!
音楽に政治を持ち込むなとか言ってんじゃねえよ!!
あと、あの暗い歌は兄弟の生い立ちにあるんだね〜と思った。仲良く和解は難しいのかな。また聴きたい。