人気女優の松本穂香が声優として劇場アニメで初主演し、マンガとアニメの街としても知られる池袋を舞台に描く青春ファンタジー。短編「奇魂侍」で注目された瀬名快伸が長編アニメ初監督を務め、豊島区の全面協力のもと劇中には、池袋の待ち合わせスポットとして知られる「いけふくろう」など実在の街並みが多く登場する。幼なじみの新(あらた)のことが気になっている澪だったが、気持ちを伝えられずに微妙な関係を続けていた。ある日、些細なことでケンカをしてしまった2人。仲直りをしようと思った澪は、雨の中を新のもとへ向かうが、その途中で交通事故に遭ってしまう。そして意識を取り戻した澪の目の前には、見たこともない不思議な世界が広がっていた。主人公の澪の声を松本が担当し、新の声優は「仮面ライダーエグゼイド」の瀬戸利樹が務めた。
君は彼方評論(4)
ジャパンプレミアム上映としてTOHO池袋にて先行上映鑑賞。
この作品の事前情報はあまり入れずに鑑賞。
率直な感想として非常に退屈でつまらない時間であった。
内容としては主人公の澪が事故がきっかけであの世とこの世の狭間に滞在しその空間でこの世のに戻るためにあれこれするストーリー。
この世の戻る為には色々とミッションがあるのだがこれがまぁつまらない。思い出を思い出したらとか、具体的な思いを思い出したら色々わちゃわちゃ難癖つける敵とかも現れる割には必死に止めることもなく、最後もなんかあっさり戻ってしまう。
舞台が池袋と大袈裟にうたってる割には特に池袋感はなし。ただ宣伝がてらに池袋の街を所々映し出してるだけである。
ストーリーの所々で千と千尋だったり、君の名はだったりアナ雪だったりなんか名作が浮かぶようなシーンもあるが、それらとは程遠い出来の作品である。
この作品を見るきっかけになったのも俳優陣の豪華さで興味を持ったのだがはっきり言って俳優陣の無駄遣いである。
今回は上映前に30分くらい舞台挨拶があったのだがそこが面白さのピークであった。松本穂香さんを初めて近くで見たがとても美しかった。
余談になるが舞台挨拶の際も監督の話がつまらなかった。そこである程度察した。
前半の導入部分は伏線張るためや世界観をわかりやすくするためだとは思いますが、些か長く感じてしまいました。
また、ストーリーの都合上、多少の無理矢理な感じはありました。
が、話自体は面白く伏線もしっかり回収したので、難しいことを考えなければ楽しく観れると思いました。
主演の松本穂香さんの演技も凄かったです。
主題歌も映画を観る前と後で感じ方が変わるのも主題歌のバンドであるsajiが好きだからこそ味わえるものだと思いました。
エンドロールで宗教関係をチェックしたが、特に見つからなかった。
声優に有名俳優を当てているので、その手のアニメとは気が付きにくい。
ババ引いたなぁ、と、途中からはお笑いとして観た。