歴代ローマ教皇の収集品を収蔵展示するバチカン美術館を、世界で初めて4K(Ultra HD)3Dカメラで捉えたドキュメンタリー。カトリックの総本山バチカン宮殿にあり、500年の歴史の中で歴代の教皇たちが収集してきた芸術作品を収めるバチカン美術館。ラファエロの「アテネの学堂」や、システィーナ礼拝堂を飾るミケランジェロの「アダムの創造」「最後の審判」、ダ・ビンチ、ジョット、カラバッジオといったルネサンス期の巨匠たちから、ゴッホ、シャガール、ダリら近現代の芸術家の作品まで、同美術館が誇る美術史に残る傑作の数々を、最先端のテクノロジーによる精緻な映像で記録し、3D立体視化した。世界中から来場者を迎えるバチカン美術館の壮大な魅力を捉える。案内役は、美術館館長のアントニオ・パオルッキ。日本語版ナレーションは「世界の車窓から」でもおなじみの俳優・石丸謙二郎。
ヴァチカン美術館4K3D 天国への入口評論(9)
堂々たる歴史的宝物にチェロの荘厳な音があわさり身体の深部まで堪能できる仕掛けだ。
石丸謙二郎のナレーションも秀逸。
賛:普段はなかなか観られないヴァチカン美術館の展示品の数々を、分かりやすい解説付きで鑑賞出来る。上映時間が短いので、気軽に観られる。
否:興味がないと、退屈で絶対眠くなる作品。3Dは結構酔いやすいかも。
普段は観たくても簡単には観にいけないヴァチカン美術館の芸術品を、手軽にしかも解説付きで観られるので、美術が好きな方にはたまらない作品と言えそうです。反面、興味がないと100%眠くなること請け合いです(笑)。
要所要所で入る、再現映像でもない芸術家達の姿を象徴したような描写が、美術館の荘厳な雰囲気を掻き立てるようで、非常に印象的です。3D版はらせん階段の映像とか結構酔いやすいかも知れませんので、個人的には2D版がオススメかと思います。
好き嫌いははっきり分かれる作品ではありますが、この機会に是非チェックしてみてはいかがでしょうか。
ここのレビューを見た際、"画面がぐるぐるして3Dは酔うかもしれない"と書いてあってドキドキしてたけど、実際は…確かに。少し酔いました。笑
ミケランジェロの天井絵など実際の美術館ではあんなアップでは見れないし、
のちの偉大な芸術家がどの偉大な芸術家の作品に影響を受けたのか、
芸術家の作品への苦悩も思想も一枚の絵から見えるような気がして、本当に美術館に行ったような感覚になった!
美術品を映画で…?しかも3D…?って思うかもしれませんが、私は美術館で見れない大画面のサイズで美術品を見れて良かったと思いました
アカンわぁ〜(・_・;完全に寝てもーた。
でもね、説明付きでの美術館鑑賞、いいわぁ〜。よく解る。
結論として、賛否両論あると思います。
賛・3Dに見る美術品の美しさ。特に絵画の
一つ一つの人物が目に飛び込んで来る 感じは実に良いものです。石丸さんのナレーションも素敵でした。
美術品には、作品説明があり、作品を知らなくても理解が深まるようになっていました。
否・せっかくの3Dなのに、いらない場面が多いです。おっさんのアップとか、比喩的表現の場面なんて、いりません。
もっと観光地の目玉とか、美術品、ヴァチカンの中を写すべきでした。
もったいない。正直眠くなりました。
3Dは、2Dより入場料金額も高いことを考えると、割に大したことありません。