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マッド・ハウス プロット アメリカ 07月31日 2020 台灣上映
マッド・ドッグス プロット アメリカ 01月24日 1998 台灣上映
マッド・フィンガーズ プロット アメリカ 01月10日 1981 台灣上映
マッド・ラブ プロット アメリカ 01月27日 1996 台灣上映
マッド・ナース プロット アメリカ 02月28日 2015 台灣上映
マッド・ハイジ プロット スイス 07月14日 2023 台灣上映
マッド・シティ評論(5)
ジョン・トラボルタがちょっと頭の弱い役で、すごくはまっていた。すごく同情したい気分になった。
ダスティン・ホフマンの助手の女が最初は健気な感じだったのに、最終的に赤いドレスを着て現場にいたのがイラッときた。
そんなに抜群に面白いわけではないんだけど、最後まで飽きなくて、けっこう面白かった。
クビになりそうな男サム(トラボルタ)が館長に言い寄ってていたが、銃が暴発して警備員に当り、子供達が人質となって立て篭もり事件となってしまう。スクープのためトイレで中継していたフリーランサーのマックスはすぐに見つかってしまうが、警察もやってきて徐々に引き下がれない状況に・・・。そんなつもりじゃなかったサム。経験豊富なマックスのおかげで徐々に本気になってしまった。
最初は特ダネだけを狙ってたマックスだったが、徐々に犯人に同情的になり、世論の操作もいい方向に向かう。立て篭もりも時間が経つにつれ、サムのTシャツを売り出す者まで出てくる始末。なんだか有り得そうなところが面白い。
国民の同情票もかなり集めていたけど、黒人警備員が死んでしまったこともあり、どうにもならなくなった。マスコミの視聴率稼ぎや保身のためのエゴ。一時は解決策も見つかりそうだったのに・・・。サムが爆弾まで用意していたことによって、悲しいエンディングになってしまった。
社会派要素もいっぱいあるけど、時間の経過がリアルじゃなく、途中からの緊迫感が薄れてしまった。ケビン(アルダ)というネットワークの記者の存在、そこまで悪意がある人物ってのも悲しくなってしまう。ラリー・キングもかなり目立ってたけど、彼くらい中立な人ばかりだといいのだが・・・
ダスティンホフマンとジョントラヴォルタ主演の人間ドラマ。名優ダスティンホフマンは勿論、ダメ人間を演じるジョントラヴォルタにも好感です。深刻な内容ですが、皮肉を利かせたコメディタッチになっていますので、暗くなり過ぎずにとても見やすい映画に仕上がっていると思います。
視聴率を稼ぐ為に、視聴者の感情を確認しながら報道の方向性を決めるTVマン達。今の日本でもありそうで怖いですね。マスコミやネット情報を鵜呑みにせず、自分自身の判断基準や価値観を大切にしなければならない、と改めて考えさせられた作品でした。
報道の在り方を考えさせられる。