「劇場版ほんとうにあった怖い話2016」「心魔師」の今野恭成が監督・原作・脚本を手がけ、亡き母の顔を映す「筺(はこ)」を通して繰り広げられる母娘の奇妙な世界を描いたSFダークファンタジー。父と娘が囲む食卓に置かれた筺形機器の液晶に、1人の女の顔が映っている。彼女は1年前に他界した三香子で、まるでそこに存在するかのように、筐の中から娘の阿美と夫に語りかける。阿美は母の映る筺を抱えて学校に通うことを認められているが、クラスメイトたちからは不評なようだ。三香子は生きていた頃と同じように阿美の成長を近くで見守り、阿美は将来科学者になって三香子に体をつくってあげることを夢見ている。そんな中、父の新しい恋人が一緒に暮らし始めたことをきっかけに、阿美にある変化が起こる。「笑の大学」の小橋めぐみが母・三香子、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の浅田芭路が娘・阿美を演じ、お笑いコンビ「しずる」の村上純、「夕陽のあと」の渡辺早織が共演。
あみはおばけ評論(2)
ブラウン管時代のPCモニタの様な筺の中の母親は、まるでそこにいるかの様にリアクションをし会話をしという状況で、科学者らしき父親が作ったAIか、更に近未来的に死ぬ前に意識をコンピューターに移したのかなんて思っていたら…。
結構早い段階であーそういうこと…という説明がされて、仕事中や睡眠中他、見てない時はどうなってんの?
そして更に新たな展開の「想定外」の事態になっていく。
設定の面白さはあったけれど、それ以降のお話しは所詮というか結局というか、よっぽどインパクトのある出来事でも無い限り何が起きたところでねぇ…ということで、あまり盛り上がらなかったかな。