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パウ・パトロール ザ・ムービー評論(13)
昨年の11月に公開された『パウ・パトロール カーレース大作戦 GO! GO!』と参照すれば...
時間の長さもさることながら、本作『パウ・パトロール ザ・ムービー』は、お子さん向けデジタル3Dアニメとしたら色の数の多さや画面上の奥行きの広さのダイナミズムや場面展開の速さなどがテレビ放送されているものや昨年の映画と比べると数段に上回っているので、特に敏感なお子様をお持ちの方は、注意が必要とされる。
親御さんは、『パウ・パトロール ザ・ムービー』が、非常に人気のある子供向けアニメ番組で大手の玩具メーカーからも多くのアイテムが販売されていて、本作が『パウ・パトロール』に基づくスピンオフ映画 であることを知っておく必要があると思われる。
ライダー、チェイス、そして残りの子犬がヒーロー犬として、テレビシリーズと同様に、映画には、チームワークとして新加入のリバティとともに問題解決についての前向きなメッセージがあるけれどもそれが全てではなく、ある程度の危険性と暴力的な場面が映像に含まれる可能性がある事を考えなければいけません。上から目線ですけど... 何か?
これから自立心が芽生えて自己表現も活発になるお子さんにとって、自分の弱さを克服して勇気を出して前進する強いメッセージ性もあります。
他の映画ではみられない安心して低年齢からある程度成長した子供さんでも見ることのできる話の面白さもあります。
すべての子供たちがメディアとテクノロジーの世界で繁栄する為の支援することに専念しているNPO法人、コモン・センス・メディアがファミリー向け映画として4歳以上の子供さんに推奨しています。
コロナ禍では視聴するのが困難な事から、いつか見る機会があれば、この映画は安心して見ることが出来ますので、覚えておかれても良いかもしれません。
息子はおそらく、はじめてのハラハラドキドキと感動で、なんと感情を、表現していいのかわからず、怖い。と言っていましたが、確実に感動していたと思います!ラストでは涙を流していました。
終わってからは、楽しかったね!を連発でした!
息子にはじめて感動を与えてくれたら、そりゃ星5です!
いつもと同じようなトラック事故というトラブルから始まったものの、映画館のスクリーンと音、そして3Dの表現でなんとも大迫力の冒頭…初映画だった4歳の子供は少しビビっていましたが、そこからすぐにパウパトロールの出動シーンといつものパウパトー♪パウパトー♪のオープニングがかかると一気に大興奮!
パウパトロールきたーー!と親もテンション駄々上がりでした。
3Dのパウパトロール達はみんなフワフワで動きも毛並みもとっても可愛い!
救出シーンも細かく描写されるので、皆んなの活躍がより分かりやすい!
悪役はいつものライバール市長で意外性はない(子供にとっては怖すぎず◎)ものの、明かされたチェイスの過去とケントとの出会いに胸がキュッとなりました…
「あの街に行ったら、弱虫チェイスになっちゃう」という背中が切ない(TT)
映画での初披露となるパウステーションタワーは思ったより大きく、子供はカッコいい!と大喜びでしたが、親の皆さんは「一体いつ作ったのか?ケントの資金力はどうなっているのか?」と疑問が深まるレベルw
そして新ビーグルの初出動シーン…かっっけぇーーーー!!!特にチェイスのスーパーポリスカーはエンジン音、5.4.3.2.1Goの掛け声と共に発進する場面がとってもカッコ良かった…!
新キャラのリバティ、最初は話し方が癖あるので気になりましたが、最後に自分のビーグルを貰う場面で全身で喜ぶ姿が可愛くて、ついこっちまで嬉しくなります。新メンバーおめでとう(*^▽^*)
ライバール市長が巻き起こすトラブルを解決していくパウパトロールですが、小さな失敗とトラウマから動けなくなってしまうチェイス。
ライバール市長に攫われてすっかり自信を無くしてしまったシーンでは、子供でも分かりやすかったのか客席からクスンクスンと泣いてる声が聞こえてきました。
助けにきたリバティの「怖がってもいい、弱虫でもいい、それでも勇気を出して頑張るからヒーローなんだ!」というこの映画のメッセージを受け取ってからラストシーンまでは、本当に一瞬も目を離せません。
チェイスがパウパックを切り離して、自分の力だけでケントを救出しにいくシーン、子供も前のめりになって拳を握っていました。
全員が「チェイスがんばれ!」と思う名場面。
そして空で壊れた雲集積機?を1人止めようと奮闘するスカイ
ネットが切れてしまい「まだ作戦はあるわ!私と勝負よ!」とビーグルごと突っ込んでいく彼女はさすが!でした
みんなのボケに突っ込み、動けないチェイスに優しく声をかけ、可愛くてカッコいいスカイは今作でも大活躍!
無事だったケントにみんなが飛びつくシーンもやっぱり可愛い。
いつもケントの言葉選びや喋り方が優しくて、パウパトロール達にも命令じゃない、仲間としての会話があり、子供にパウパトロールを見せたいと思う理由の1つです。
映画視聴後、チェイスの「その任務お任せだぜ!」が感慨深い…本当に面白くて1つの映画として完成度が高いと思います。
コロナ禍じゃなければ何度でも足を運びたい〜(TT)