莉の対
プロット
日本
05月31日 台灣上映
壁は語る
プロット
スペイン
06月01日 台灣上映
罪深き少年たち
プロット
韓国
06月07日 台灣上映
みーんな、宇宙人。
プロット
日本
06月07日 台灣上映
映画おしりたんてい さらば愛しき相棒(おしり)よ
プロット
日本
03月20日 台灣上映
猫と私と、もう1人のネコ
プロット
日本
03月22日 台灣上映
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ハゲタカ評論(20)
映像で観るのはコレが初めて。
大枠は原作から借りているものの、鷲津・芝野の設定や立ち位置が微妙に異なるんですね。鷲津のパートナーや飯島他の人物たちも同様に。
確かに全部盛り込んではいられないとなると、こういう切り方も一つのあり方なのでしょうね。
プロットとして納得いかない部分は何点かあります。(派遣労働に関する捉え方や、ピンポイントで治安悪かったりというご都合主義など)
しかし、人間を扱ったドラマとして面白さを感じました。たぶん、中国残留孤児三世・劉一華の心の奥底にあるものが投影されたとき、自身の中にある温かいもの、無垢なものに、我々観客も思い巡らすのではないでしょうか。
膨大な調査に基づいた経済小説で、バブル崩壊後の日本経済を知る上で、また投資ファンドとは何ぞやと気になっていたものがわかりファンになった。これまでにもドラマになったりしているが、小説は小説の、ドラマはドラマの、映画は映画の良さがあり、今作も楽しく視聴出来た。最近、出光興産や大塚家具の企業買収の話がニュースになるが、ハゲタカを見ておくと、その背景がわかり面白い。
ドラマとしては硬派で、経済ドラマということで堅く難しいと思っていたが、思っていたよりはとても単純でわかりやすかった。この映画もドラマと一緒で骨太でしっかりとしており、見ごたえはあった。が、別に映画にしなくてもNHKの特別ドラマとして放映すればいいのでは?とも思った
60年代以降の日本の映画で時代性や社会性をしっかり出しつつエンタメや笑いも出そうとすれば、企業社会を扱うというのは、これは当然の成り行きなんだと思う。ジャパニーズカルチャーがもて囃される時代だが、ジャパニーズカルチャーの典型が日本経済・日本企業社会であるのだから。
これが続くNHKドラマ版を含めて、傑作だと思う。残酷さと悲しみが混在している。そして日本社会の強さと弱さも露呈される。