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アマルフィ 女神の報酬評論(20)
復習にならなかったというのは、タイトルにどうどうとアマルフィが入っているが、アマルフィがメインの舞台ではなく、おまけ舞台という感じで、あまり見どころがないと感じたためである。だから、旅行中に映画に出てきた場所に行ってみようというインセンティブが全然わかなかった。
それゆえに、話のネタにもならないと思ったが、意外なところで話題にすることができた。現地でタクシーに乗り、タクシーのドライバーが私(と妻が)日本人だと分かったら、アマルフィの撮影に協力したと得意気に語ってくれた。まさか旅先でイタリア人と映画の話題をすることになるとは思いもせず、見ておいて損ではなかったとそのとき思ったものである。
映画そのものは正直イマイチだったけれど、その映画をきっかけに現地人とコミュニケーションができたというのは、良かったですね。
イタリア綺麗でした!
以前、二回旅行で行きましたが、懐かしいなぁと思いました。
アマルフィも素敵な場所で、行ってみたいと思いました。
織田裕二、かっこよすぎて… 笑っちゃいます。
モノマネの印象が強すぎて ついつい。。(^_^)
天海さんは お母さんて感じじゃなくて、かといっていつものデキる女!でもなく… なんかボンヤリな感じ。問題は、演技力?演出??…
戸田さん、かわいかった。良かったと思います。
出過ぎず、引っ込みすぎず、役割をきちんと果たしていたって感じでした。
佐藤浩一さんも 福山さんも、佐野さんも…ほかの俳優さんたちも、皆さん素敵でした。
うん。俳優陣は皆さん、よかったと思いました。
やはり 脚本と構成(編集)がちょっと 残念だったな と思いました。
佐藤さんと天海さんの関係がちょっとよくわかりませんでした。どれくらいの仲だったのか、とか。
イタリアで会う予定だったのか。どんな予定だったのか。
あと 女神の報酬って、どれが報酬だったんでしょうか。
あと、日本の 政治的な黒い部分をもう少し 全編通して匂わせて欲しかったです。上からの圧力、とか。そうすれば、黒田がそれに負けずに己の果たすべき仕事を全うする姿がよりかっこよくなったのではないでしょうか。
あとは 登場人物をもう少し丁寧に描いて欲しかった。
黒田は、あれくらいでいいとしても。
天海さん 佐藤さん あたりについては もう少し。
最後に、まどかちゃん(子役)が事件をひっくり返す なんてのもよかったんじゃないでしょうかね。
でも、全体の雰囲気はよかったと思いました!
民放は今、お金ないのにがんばりましたよね。
良いところがほとんどなかったなぁ。
監督は西谷弘さん。「県庁の星」の映画監督。
織田さん主演は2作目ってことね。
ヒロイン役は天海祐希さん。
誘拐された娘さんを想う母親役、しかもちょっと神経質な役ところを上手く演じられてた。
そして、佐藤浩市さん。
やっぱいい役者さんだわ、この人。
この3人以外、正直あまり印象に残った役者はいなかった。佐野史郎さんもかなり地味な役だったし。。
原作は真保裕一さん。
同じく織田裕二主演で映画化された、「ホワイトアウト」の原作者でもある。ただ、どうやらこの「アマルフィ」は、映画化の企画がまず先にありきで、それから書かれた小説とのこと。最近多いのかな?こういう制作方法は。邦画も最近たくさんの映画が作られてるし。質が伴っているかどうかは置いておいて。。
この映画も、脚本はちょっと納得いかないとこもあった。いきなり主人公「黒田」が父親を名乗ったりするとことか。かなり強引。これが主人公が事件に関わる直接の原因になるわけだけど、別に「父親」である必然性がない。「知りあい」でも「友達」でもいいわけだし。。
ただし、観終わった後は清々しい気分になれた。
結局悪人は大臣だけって結末。「悪いのは政治家」って結末は、「責任は他人、自分には無い」と言ってるみたいで大嫌いな考え方なんだけど、時代劇見た後のような気持ちになるんだよね(笑)そういう意味では、勧善懲悪ものなのかな、この作品。ってことは、ストーリーが薄っぺらいのかもしれないが。。
ヒロイン矢上と黒田が付き合いそうで付き合わないという結末は納得。これで付き合って終わりとかだと、リアリティが無くなってしまう。
1つ残念だったのが、タイトルの「アマルフィ」。
ギリシャ神話の逸話から名付けられた地名の街。大変美しい街で、行ってみたいなーとは思ったのだが、作品の中で存在感が全く無かった。映画のタイトルになってる街でもあるのに。。ナンパのシーンくらいしか見せ場が無いってどうなのよ(笑)もったいない。。
しかし、全体的に面白かった。
普通にお金払って満足するくらいのクオリティはあったと思う。
天海が痛すぎる。
ローマで事件解決後にまたアマルフィに戻ってるのが抱腹絶倒。