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ロッキー4 炎の友情評論(20)
「ロッキー」シリーズ第4作。
Blu-rayで2回目の鑑賞。
第1作から第3作まで、最高のライバルとして、何より最良の友として、ロッキーと関わって来たアポロ・クリード。
そんな彼がソ連から来た“殺人マシーン”イワン・ドラゴにエキシビション・マッチを挑むも、強烈なパンチを喰らい続けリング上でまさかの死を遂げてしまうだなんて! しかも、親友であるロッキーの腕の中で息絶えるだなんて…。
悲しみに暮れながらも、ファイターとしての生き様から友の復讐に燃えるロッキーはいつも以上に過酷なトレーニングを積み、モスクワのリングという完全アウェーの悪条件の中、命を懸けたリベンジ・マッチに挑む…心が震えないわけがない!
ソ連が国の威信を懸け、最新科学の粋を結集したトレーニングを積むドラゴ。ロシアの雪に覆われた自然の中で、環境を生かしたトレーニングで己の肉体を鍛え上げるロッキー。両者の対比が対決への期待値をぐんぐん高めていきました。胸熱!
試合でもソ連政府の高官が臨席し、まさに東西冷戦の代理戦争のような様相を呈することに…。しかし、殴られても殴られても不屈の闘志で立ち上がるロッキーの姿に胸を打たれたのか、観客からは次第にロッキー・コールが始まり、ドラゴは自分の中のボクサーとしての心を揺さ振られ、激熱のファイトへと雪崩れ込んで行く様が秀逸でたぎりまくりでした。
試合後のロッキーのスピーチは当時の世界情勢を踏まえての言葉でしたが、今でも胸に響くものがあるなと感じました。
「明日のジョー」の金竜飛戦みたいな話にも見える。機械のような男ドラゴがロッキーのパンチで人間になっていく。例えるなら「ピンポン」の星野対ドラゴン戦、星野対月本戦の方が良いか。名前も似てるし。否、ややこしいだけだ。
タカ派の映画だと批判される要因はラストのロッキーの演説シーンだと思う。これ無い方が良かったんじゃ・・・。この演説が、頭の硬い連中が批判を垂れるための口実となった・・・。このシーンが無ければ、タカ派な映画じゃない。むしろソ連の大自然の雪原風景は美しいぐらいだ(このシーンのロケ地はカナダですが笑)。
彼が書いてるから、だから、余計に見たくなるし、
売れない役者だった彼のサクセスストーリーを感じさせてくれるのがロッキーシリーズ
ただのアクション映画じゃない
脚本がストーリーがいいんだよ
大切な事を語ってくれるから、見入る
ツッコミどころ満載でも、テーマや脚本に共感出来る
アポロが亡くなって、そこから、あっさり復帰を決めるロッキー
あっという間にソ連行き
友の為に、ったって・・
あっさりしすぎだし
友の為になら、タオル投げたかった・・
フィラデルフィアの汚い街もほとんど出てこないよね
これが、異様に淋しいのは僕だけか?
きっと、スタローン自身も淋しくなって次回作はフィリーの下町でファイトしたのかもしれない