カラミティ・ジェーン
プロット
アメリカ
06月07日 1955 台灣上映
G.I.ジョー
プロット
アメリカ
08月07日 2009 台灣上映
ジェーン・エア(1944)
プロット
アメリカ
10月01日 1947 台灣上映
稲村ジェーン
プロット
日本
09月08日 1990 台灣上映
上島ジェーン
プロット
日本
05月09日 2009 台灣上映
ジェーンとシャルロット
プロット
フランス
08月04日 2023 台灣上映
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G.I.ジェーン評論(8)
シールズで女性が主人公ってのに驚きですが、デミ-・ムーア気合い入っていて良い!男の隊員より男らしい(笑)
内容としてもシールズになるための過酷な訓練過程という、個人的に凄く興味のある部分だったのでかなり楽しめました!そして映像も重みがあり、リアルで素晴らしい。
最後の衛星回収(でしたっけ?)作戦も抜群の緊迫感 で今観ても面白い!
いかにもな教官、カッコイイ!
昔この映画を見た時
感化されて自分の頭をバリカンで坊主にしたくらいカッコよかった(笑)
ストーリー: 70
キャスト: 80
演出: 80
ビジュアル: 75
音楽: 70
士官学校とか軍隊のエリートコースに女性が入ることには強い抵抗や虐めが内外にあったことは有名な話で、過去にも新聞沙汰にもなって大きく取り上げられている。大リーグに初めて黒人選手のジャッキー・ロビンソンが入った時もすごい抵抗があり、差別だけでなく脅迫まであったようだ。白人の中に有色人種が入るのと同様に、男の中に女が初めて入る、何でもそのような初めての経験があると、相当な抵抗があるのは容易に想像ができる。特殊部隊に本当に女性がいたのかどうか知らないが、そうじゃなくてもNavy SEALsは鍛え上げられた男にとってさえも極めて厳しいことで有名である。四面楚歌の中で女性の挑戦はただの挑戦では済むはずがなく、色々な意味でそれはそれは厳しいものになる。最初からそのような厳しさと抵抗がある中で、それでも初めての道を切り開こうと孤軍奮闘する彼女の姿がよく描かれていて楽しめました。
デミ・ムーアが肉体改造を経て全身筋肉質になり、映画の中では自ら髪を刈って丸坊主になって訓練と暴力とで顔まで傷だらけ痣だらけになる。恋愛映画のヒロインまでやる女優がここまで役にいれこんで、それでこの年のラジー賞最低女優賞は可哀そうだ。本来アクション女優でもない彼女がここまでしたことに対して、もしかするとみすぼらしいとか痛々しいという印象が出たのかもしれない。だけどまさに体当たりで役に挑んでいて、私はそんな彼女の演技に対する真摯な態度は評価するべきではないかと考えている。彼女もまた演技の新しい道を切り開こうと挑戦したのだろう。
余談
本物のNavy SEALsの入隊試験に関して、ディスカバリー・チャンネルのドキュメンタリーでDVD数巻にわたって特集されている。Hell Weekと呼ばれる志願者を振るい落とすその厳しい内容の一部が理解できて興味深い。
デミムーアが丸刈りにする場面は峯岸みなみをつい連想してしまう。ワンカットで逆さづりの腹筋や片腕立て伏せしているのはすごくかっこよかった。寝て見ていて思わず腹筋をちょっとしてみた。
男社会に一人で飛び込んで、歯を食いしばっている姿はとてもかっこよかった。いち早く彼女を認めるのが黒人というのもすごくよかった。
いくら訓練とはいえ、拳で殴ったりするのか疑問だった。骨折箇所をぐりぐりしたり、戦場での殺し合いを想定すれば、それよりは安全かもしれないが、過酷すぎる。世界一厳しい訓練なのでそうなのかもしれない。
女議員の言い分がひどかった。サバイバルだったら何をやってもいいというような感じで、しかしシールズの訓練に2週間以上耐えている相手に対して言うべきことではない。アホなのかと思った。
クライマックスの戦闘シーンはカメラが小刻みにズームして、谷啓の「ガチョーン」を何度も連続でやっているみたいで、気が散るので、やめてほしかった。