FARANG ファラン
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05月31日 台灣上映
アンダー・ユア・ベッド
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05月31日 台灣上映
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猫と私と、もう1人のネコ
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03月22日 台灣上映
続・夕陽のガンマン 地獄の決斗
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イタリア・スペイン・西ドイツ合作
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ピアノ 2 Pianos 4 Hands
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カナダ
03月22日 台灣上映
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー評論(20)
なにか大事なことや本気なことを伝えるときに「神に誓って」とか「親に誓って」とかいうことがありますが、モリーとエイミーの間では、それらと同じような意味合いで、「マララ❗️」と使っていたように見えました。
あくまでも原作からの印象ですが、もうすぐ公開される『青くて痛くて脆い』で杉咲花さんが演じる予定の秋吉が理想のひとりとして挙げてもおかしくないような人です。
秋吉は吉沢亮さん演じる田端と組んで、『モアイ』というサークルを立ち上げるのですが、なんなら、「モアイに誓って」なんて会話があってもおかしくないような。
(予告編や映画紹介で書かれている範囲の内容なので、ネタバレはありません)
登場人物は皆個性的かつ魅力的。その全員に温かな視線がちゃんと注がれていて、どのキャラクターも大好きになる。
音楽も最高。
カラオケのアラニス・モリセット痺れた。
なのに、愛知県内で公開がただ1館だけとは…。
映画産業を支持する上でも、是非映画館へ足を運んでもらいたい。
なんとなく面白そうな作品で興味があって、観賞しました。
で、感想はと言うと、結構良いよ。
ライトで結構下品w
70〜80年代のアメリカの青春映画みたいで「すてきな片思い」「初体験/リッジモント・ハイ」をなんとなく思い出しました。
でも、あの時代と違うのはLGBTの問題なんかを入れてたりしていて“今風だなぁ〜”と遠い目になりましたw
過激な描写や下ネタ満載なんかは変わらず普遍的なのが青春映画っぽいw
真面目に高校生活を送ってきた2人が、周りのパーティピーポーがバカばっかりやってるのに、自分と同じくらい、もしくはそれ以上の大学に進学や優良企業に就職(Googleですよ。Google!)に決まっていたりして、なんとなく自我が崩壊しそうになりながら、急に遊んでいない事に後悔してきて、卒業式前夜にバーティピーポーと化し、クレイジーパーティピーポーナイトを敢行すると言うのが簡単なあらすじ。
ガリ勉だけど一度タガが外れると猪突猛進気味なポッチャリのモリーと才色兼備でソツがない感じだがちょっと堅物で見た目よりもアクティブで同性愛指向のエイミー。
二人は仲良しだけど、いろんな事に奥手。でも結構過激。
「ダーティ・ペア」って感じw
クラスメイトが主催する卒業前夜パーティーに参加する為に場所を色々調べて参加すると言う他愛もないと言えば他愛もないが、卒業前夜で興奮と衝動が抑えきれなくなり、色々と暴走を巻き起こす。
テンポが良いんですよね。話のテンポも会話のテンポも。それでいてなんか楽しそう♪
まさしく日本には無いアメリカの派手でカジュアルでフリーダムな感じが憧れます。
やっとたどり着いたパーティーでそれぞれがそれぞれの目的や思いを達成しようとするんだけど、いろんな思い通りに行かない事やアクシデントが発生。
お約束と言えばお約束ですが、この辺りが懐かしいオールド青春グラフィティっぽい。
難点はパーティーにたどり着くまでが些か中弛みがする感じなんですよね。
あと、笑いのポイントがちょっと個人的にズレる感じがしなくもない。
笑かそうとすると逆に引くと言うか、そんな感じ。
そんなにハリキらんでも良いよと言うんでしょうかw
描いている内容はハイでライトな感じに見えても、実はアカデミックヒエラルキーとかLGBTと結構ヘビーな事。
でもそんな問題も明るく観られるのはこの作品の強みなんですよね。
タイトルの「ブックスマート」は英語で書くと「book smart」。
てっきり、books martと本市場みたいな意味と勘違いしていましたw
で、意味の「book smart」の意味は「世の中を知らない」的な意味合いで、学生に向けた意味と頭はいいけれど社会では成功しないと言う、パーティー参加前の頭でっかちなモリーとエイミーに向けての意味も込めたダブルミーニングな意味も込められている感じ。
でも、学生の時なんて、何処か頭でっかちで世間知らず。なのに知ったかぶりをする感じの半分大人で半分子供。
そのままだったら社会では成功しないかも知れないけど、そこから沢山の失敗と挫折を経験していく訳ですから、それで良いんですよ。
それが若さの特権でもあるんですよね。
なので、そう考えると良い意味のタイトルかと思います♪
ライトでポップ。結構下品でヤンチャ。程良くご都合主義で過激。
良いんでは無いでしょうか。たまにはこう言うおバカな青春映画が楽しめます♪
家族で観る作品ではありませんが、友達とワイワイ観るぐらいの下品さが良い。
でも、近くに居るのが当たり前になってる友達の有り難さを再確認させてくれる作品でもあります。
笑いのツボは人それぞれですが、結構良いんではないでしょうか♪
真面目一筋の2人は、クラスメイトが
遊んで学んで、進路もいいなんて!
悔しい!
せめて一夜の卒業パーティーだけでも
悔いなくいくぜ!
とはしゃぐ、はしゃぐ!
警察もやってきて
微笑いました!